こんにちは、店長のKENJIです。

昨日行ったお宅で浴室の折戸を交換いたしましたのでご紹介です。

そのお宅のお風呂場には青い綺麗な色のタイルが壁に貼ってありました。

在来工法というユニットバスが主流になる前に建てられた家の浴室でよくみられる

作りですが、実は浴室の扉を枠事新品に交換するには、この青いタイルをはがさないと

いけないって知っていましたか？

よくビスが表に見えていたりするので簡単に外せるのでは？と思って言っている

方も多いようですが、枠はそういうわけで簡単に取れるものではないのです。

お客さまからよく聞くのは、「ユニットバスメーカーに扉交換ができるのかと

問い合わせをしたら、互換性のある扉はなく、交換するにはユニットバスごと

交換してもらうしかありませんと言われた」ということです。

扉だけ交換できればいいのに浴室全体を入れ替えたら一体いくらになるの！？

とびっくりされたことと思います。

ハウスメーカーさんの家などもこういったことを言われたというケースに

よく出くわします。ドアだけ、折戸の扉だけは合う部材がないので

全部交換しましょう！と提案されても腑に落ちない方がほとんどでしょう。

在来工法については全体交換とはならないでしょうが

やはり壁を壊さないと古い枠を取ることはできないので、やはり

扉が壊れただけでも話は簡単ではなくなってしまう可能性もあります。

ということで解決策はカバー工法での交換工事なんです。

前置きが長くなってしまいましたが、木更津市の在来工法のお風呂での

施工事例でそのカバー工法をご紹介いたします。

こちらが施工前の状態。

今のユニットバスに使われている折戸と材質やつくりはさほど変わらない物の

細部をみればやはり古いものだとわかります。

折戸本体の下らへんについているボタンのようなもの、これは

回してゆるめると扉を閉めた時にカチッとなる部分の閉まる強度を

調整するためにあるものです。これもレガシーっぽい部品です。

折戸の車部分が滑っているレール付近も白くなってしまっています。

蓄積したカルシウム汚れはがんこに折戸の下端を中心にこびりついているのがわかります。

２時間後の風景です。あれ、っておもうほど光沢のある綺麗なアルミの色になりました。

しろいカルシウム汚れは見えなくなりました。

アルミのフレームが品のいい派手すぎないブラウンでいい感じです。

折戸のアクリル部分にこびりついていた水垢とかも全くなくなりました。

ということでカバー工法は壁を壊すことなく新しい枠を上から被せるので

わずか２時間の工事で完了！なんです。

扉だけが新しくなればいいのに！とかユニットバスを交換するしか方法がないの？

と思っているお客様、だまされたと思ってカバー工法で工事してみてください。

お財布にもやさしい低予算で超スピード工法がやみつきです(笑)

本日もお仕事をさせていただきありがとうございました。

KENJI

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